STORESの料金・手数料とプランの選び方【2026年10月】

STORESは月額0円で始められますが、有料プランの費用は契約期間で変わります。送料を含む決済額と支払い方法をそろえて比べ、売上が少ない月や入金までの資金も確認して選びましょう。

更新・公式情報確認日:

ネットショップの画面、二つのプランカード、電卓と発送用の箱を並べたイメージ
プランを選ぶときは月額と販売時の費用を一緒に比較します。画像はAI生成のイメージで、STORESの実際の管理画面ではありません。

月額3,300円は年契約。月契約は3,960円

フリープランは月額0円、スタンダードプランは契約期間と支払い方で次のように分かれます。表示金額は税込です。

ネットショップのプラン料金(2026年10月1日確認)
契約月額・月額換算支払い方
フリー0円月額料金なし
スタンダード・年契約3,300円毎月3,300円、または年一括39,600円
スタンダード・月契約3,960円毎月3,960円

年契約を月払いにしても、契約期間が1か月になるわけではありません。契約期間中に解約を申し出ても途中解約の返金はなく、次の更新時点で継続が停止する扱いです。短期の催事や販売を試す段階なら、料金差だけでなく契約期間も確認します。

2026年3月24日以降の新しい有料契約はスタンダードが対象です。旧ベーシックプランの料金を見つけた場合は、現在の新規申込み条件と混同しないようにしましょう。

出典: STORESのプラン概要、契約期間と支払い料金、公式料金ページの契約・解約条件。

決済方法によって5.5%と6.5%に分かれる

ネットショップの決済手数料は、月額料金とは別に発生します。「5.5%〜」「3.6%〜」の最低料率だけで全注文を計算しないことが大切です。

ネットショップの決済手数料
支払い方法フリースタンダード
クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済5.5%3.6%
キャリア決済・楽天ペイ・PayPay・Amazon Pay・PayPal・あと払い(ペイディ)・atone6.5%4.6%

キャリア決済の現在の料率は、2026年8月3日以降に作成されたオーダーに適用されます。それ以前の比較記事や注文を参照する場合は適用日も確認してください。

手数料の対象は、商品代金と送料を含む1注文の支払額です。例えば商品4,000円・送料600円をカードで支払う注文なら、フリーの概算手数料は4,600円×5.5%=253円です。送料を計算から外すと負担を小さく見積もってしまいます。

出典: 決済方法別の手数料と計算対象。利用には決済方法ごとの審査や条件があるため、必要な支払い方法が使えるかも確認します。

月商20万円のとき、どちらのプラン費用が小さい?

次は送料込みの決済額が月20万円、すべてカード決済という仮定の試算です。月額と決済手数料だけを比べ、振込・追加オプション・仕入れ・配送・梱包の費用は含めません。実際には注文ごとの端数処理でも差が出ます。

同じ販売条件で比較した月間費用
プラン計算概算
フリー20万円×5.5%11,000円
スタンダード・年契約3,300円+20万円×3.6%10,500円
スタンダード・月契約3,960円+20万円×3.6%11,160円

この条件では、年契約のスタンダードはフリーより月500円少なく、月契約のスタンダードは月160円多くなります。「月商20万円なら必ず有料プランがお得」とは言えません。

料金表の2グループとも料率差は1.9ポイントです。同じ決済方法の構成で比べる場合、月額を手数料差で回収する決済額の概算は次の式で求められます。代金引換など、この料率表の対象外の売上は分けて計算します。

  • 年契約: 3,300円÷0.019=約173,684円(約17.4万円)
  • 月契約: 3,960円÷0.019=約208,421円(約20.8万円)

これはプラン料金と決済手数料の比較の目安で、ショップの利益が出る売上水準ではありません。例えばカード70%・PayPay等30%なら、フリーの平均料率は5.8%、スタンダードは3.9%です。月20万円での概算はそれぞれ11,600円、年契約11,100円、月契約11,760円になります。

売上の波も見ます。カード決済額が20万円の月が2回、5万円の月が10回なら、年間決済額は90万円です。フリーの手数料は49,500円、年契約スタンダードの月額と手数料は39,600円+32,400円=72,000円。繁忙月だけを見て年契約を選ぶと、年間では負担が増える例です。自店の直近数か月と今後の販売期間で試算してください。

売れた金額と、すぐ使える入金額は分けて考える

通常の振込は月末締め・翌月末払いで、振込手数料は275円です。振込日が土日祝日の場合は前営業日になります。手数料を引いた入金額が1万円未満の場合は振込設定によって扱いが変わり、少額で振り込む設定では事務手数料275円も加算されます。

商品が売れてから仕入れ先へ支払う日までに入金が間に合うか、カレンダーに並べて確認しましょう。特に、先に材料を買う受注制作や在庫の買い増しでは、売上額だけを見て次の発注を決めないことが大切です。

早期入金のスピードキャッシュもありますが、通常の決済手数料に追加費用がかかります。対象条件と手数料を公式の入金サイクル案内で確認してから利用を検討してください。

出典: 売上の振込日と差し引かれる手数料、1万円未満の振込設定。仕入れとの時期のずれは商品開発・仕入れと資金繰りでも整理できます。

BASEや実店舗向けサービスと迷ったときの確認順

比較するときの確認事項
迷っている点確認すること
固定費を抑えたい月額0円のプランを同じ決済額・注文件数で比較。BASEの通常のスタンダードは料率に加えて1注文40円がかかるため、注文数も入れる。
店頭販売と一緒に使いたい今のレジ、在庫、スタッフの操作とSTORESのPOS・対面決済との連携を確認。店頭向け決済の料率をネットショップの料率に当てはめない。
仕入れの支払いが先通常の入金予定日と、早期入金にかかる費用を比較する。
商品や担当者が増える商品登録、在庫・注文の確認、スタッフ権限など、必要な操作とプランの機能差を試す。

BASEは支払い方法やPAY IDアプリ経由の注文で料金条件が異なります。横断比較をする前にBASE公式料金を確認し、BASEの特徴と使い方と合わせて判断してください。STORESも、必要な機能や追加オプションの費用を含めて選びます。

申し込む前に、一商品で運営を試す

  1. 主力商品の写真・説明・在庫・価格・送料を登録し、スマホで購入前の情報を確認する。
  2. 使いたい決済方法と料率を確認し、送料込みの決済額で月間費用を計算する。
  3. サービスが案内するテスト方法で、注文通知・在庫・発送連絡までの操作を確認する。
  4. 入金予定日と次の仕入れ支払日を並べ、先に必要な現金を確保する。
  5. 有料プランが必要なら、販売を続ける期間・契約期間・支払い方・更新条件を確かめてから申し込む。

料金だけで決めにくい場合は、ネットショップ作成サービスの選び方で販売方式と運営条件を整理できます。