ASP型ネットショップとショッピングモール型ネットショップ比較

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ASP型ネットショップとショッピングモール型ネットショップ比較

ネットショップで、自社の商品を販売したいという場合、「どんな形態でネットショップを作るのか?」が第1に考えなくてはなりません。

ネットショップを開業する場合「ASP型」「ショッピングモール型」が第1に比較されます。ここでは、ASP型ネットショップとショッピングモール型ネットショップについてそれぞれの性質や費用、特徴などを分かりやすく比較していきます。

ASP型ネットショップの長所と短所

ASP型ネットショップとは、原則としてネットショップとして必要な機能だけを借りて自分のホームページ上でネットショップを運営するというものです。ASPとは「ソフトの期間貸し」という意味で、ネットショップの運営に必要な機能だけをレンタルして、普通のホームページを作るようにしてネットショップを開業できます。

自由度はありますし、初心者向けのテンプレートを使ったサービスから、上級者向けの様々なカスタマイズが可能なショップまで運用が可能です。

費用面でもロイヤリティが必要ない分長期的なランニングコストも抑えられます。ショッピングモールタイプのネットショップでは、売上の一定%をサービスの提供元に支払う必要がありますが、ASP型のネットショップはソフト利用の利用料金だけで利用が可能で、手数料コストを抑えることができます。

対して、問題(デメリット)となるのがネットショップへの集客です。ショッピングモールである「楽天市場」や「Yahooショッピング」などの場合は、それぞれのショッピングモール自体の知名度や集客力がありますので、ネットショップのオーナーがショップへのアクセス数を増やす工夫をそこまでしなくても良いという利点があります。

しかし、ASP型のネットショップでは、そうした集客のサポートはありませんので、ネット広告を活用してみたり、SEO(検索エンジン対策)を行ったりする必要があります。

 

ASP型ネットショップが向いている人

・SEO(検索エンジンを使った集客)に自身がある。知識がある。
・ホームページの制作は自分できる。依頼する人がすでに決まっている。
・商品の粗利益率が低めで薄利多売的な商材を扱う場合。(利益率30%未満)

>>ASP型ネットショップの徹底比較

 

ショッピングモール型ネットショップの長所と短所

楽天市場やYahooショッピングなどに代表されるショッピングモールに出店するタイプです。制作の素材や材料はそろっていますので、知識がなくてもネットショップ開業が可能です。

最大の利点はネットショップの運営に必要になる集客をショッピングモール側がサポートしてくれるという点があります。ASP型の場合は集客は自分でする必要がありますので、そうした手間がかからないことが利点といえるでしょう。
また、共通のポイント制度(楽天の場合は楽天スーパーポイント、Yahooショッピングの場合Yahooポイント)があるので、ポイントを活用したプロモーションなども行いやすいです。

一方、こうしたショッピングモールでは、価格競争が起こりやすいというデメリットもあります。例えば、Aという商品を販売する場合、自社だけでなく、他の会社も取り扱っている場合があります。ショッピングモールでお買い物をするユーザーはどのお店で買うのかを予めきめているケースは少ないので、どうしても価格の安いお店で購入する傾向があります。

ASP型の場合は、集客のルートがショッピングモールとは異なりますので、価格競争が無いとは言いませんが、ショッピングモール型の場合よりも競争は少ないといえるでしょう。

 

ショッピングモール型ネットショップが向いている人

・基本的にインターネットやホームページのしくみが分からない。
・SEO(検索エンジンによる集客)に自身がない。
・ユニークな商品で他社が扱っていない商品を売るつもりである。
・販売する商品の利益率(荒利率)が高い。(30-40%以上ある)

>>ネットショッピングモール出店徹底比較

 

 

 

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